【第1回】アーユルヴェーダにおける断食とは?
【第1回】アーユルヴェーダにおける断食とは?
古代の知恵「ウパヴァサ」の本当の意味
私たちの暮らしの中で、ついおろそかになってしまう「消化器の休息」。
アーユルヴェーダでは、それを整える伝統的な方法のひとつとして「断食(ウパヴァサ)」があります。
◆「ウパヴァサ」とは?
ウパヴァサ(Upavāsa)は、サンスクリット語で「神聖な存在のそばにとどまる」という意味。
単に食事を抜くことではなく、
五感への刺激(情報・食べ物・音・香りなど)から一時的に距離を置き、
心と体、そして魂を整える時間とされます。
◆断食とデトックスの違い
断食:食べ物や飲み物を一定期間断つこと。体内の消化器官を完全に休ませます。
デトックス:特定の食材を使って毒素の排出を促す食事法。断食のあとに行うことも。
アーユルヴェーダにおいては、この「断つこと」によって、
体の内側にある“消化の火(アグニ)”を整え、未消化物(アーマ)を燃やす働きが高まるとされます。
忙しい現代こそ、心身のノイズを手放す「ウパヴァサ」が求められているのかもしれません。
👉 来週は、断食がもたらす健康効果について詳しくご紹介します。