腸内細菌が支える
腸の働き その5
2021/02/26
腸の働きには大きく7つあります。
その7つの働きとは、「合成」、「消化」、「吸収」、「排泄」、「解毒」、「浄血」、「免疫」です。
それを1つ1つ探っていきます。
今回は腸の働きの解毒についてお話ししていきます。
腸の働き 「解毒」
解毒(デトックス)と聞くと、ちょっと耳を傾けてしまうのが女性という生き物(笑)
デトックスとは、体内に入ってきたもの、蓄積された老廃物や有害物質を体の外に出すことです。
この機能はもともと人の体に備わっています。
それが肝臓です。
お酒などのアルコールや防腐剤などの食品添加物をはじめとして、薬剤なども体にとっては有害物質です。
肝臓はこうした有害物質を分解、処理して、体の外に排出します。
食べた物が消化吸収される際に体内で発生するアンモニアも肝臓で尿素に変換し体外に排出してくれます。
腸の働きの話じゃないのって思われました?
ここから腸の登場です。
この肝臓の働きをサポートしてくれているのが腸です。
体外からの有害物質が最初に接触する場所が実は腸なのです。
腸は体外から入ってくる有害物質をブロックするバリア器官です。
腸がブロックできなかった有害物質が肝臓に運ばれて解毒処理されます。
つまり、腸がきちんと機能してくれていないと、肝臓には大量の有害物質が流れ込んでしまいます。
腸内には200種100兆個以上もの腸内細菌がすんでいます。
中には食べた物を分解する過程で有害な物質を産生してしまう細菌もいます。
そして、その産生してしまった有害な物質を代謝してくる細菌もいます。
有害な物質を産生してしまう細菌だけが増えてしまい、有害な物質を代謝してくれる細菌が減ってしまうと、有害物質が増えて肝臓の負担が増してしまいます。
大事なのはそのバランスです。
腸内細菌のバランスを保つことが最大のデトックス効果を発揮してくれます。
腸でつくられるガスがおならとして体外に出てきます。
腸内細菌が食べ物を分解する時に出すガスの多くは、水素やメタンでほとんど匂いがありません。
腸内細菌のバランスが乱れてアンモニアや硫化水素などのガスが偏って出ると、かなり臭いおならになります。
前回もお話ししましたが、おならの臭いは腸内細菌のバランスを映し出してくれます。
いつもより臭いなーと感じたら食生活を見直しましょうね。


